真面目な性格で、わりと冷静な方。わからないことは基本的に調べ尽くすタイプ。
占いや都市伝説に詳しい。所謂オカルト好き。

最初は小さな炎だった。
揺らめく蝋燭の中で、誰かが誰かを見間違えた。
それだけだった。
しかし、それは何時しか名前を得、姿を得た。
名前による魔力が先だったのか、レネゲイドウイルスが先だったのか。
それは今となってはわからない。
まことしやかに人から人へ、街から街へと、炎の話は伝播していった。
彼女/彼の名前は”偽りの炎(Doppelganger)”、二重に歩く者。
ゆらゆらと揺らめきながら、彼女/彼は世界を練り歩く。
永い時間を、彼女/彼は様々な人になりながら、世界を見つめていた。
そんなある日。
彼女/彼は初めて「友達になりたい」と思うに値する人物に出会った。
その人物は、マリアと云う少女。
しかし彼女/彼は化け物だ。「見た者は死んでしまう」と云う逃れられない運命を持つ化け物(Doppelganger)だ。
結果は火を見るより明らかだった。
少女は死に、少女の姿を得た化け物だけが残った。

それからだ。
世間からドッペルゲンガーの目撃情報が途絶えたのは。

今の姿は仮初の姿である。
本来の姿は炎そのもの。ちっぽけで頼りない刹那の炎だ。
真理亜として、人間のフリをしているがところどころボロが出る。
彼女がレネゲイドビーイングと云うのを知っているのは同チームのメンバー(自PC達/タグ[チームにわとり])と霧谷雄吾、そして直属の上司にあたる高田高貴だけである。

■ダイス
1D10 シーンイン
2D10 衝動判定
(4+{DB})DX+1 白兵
(4+{DB})DX 回避
(4+{DB})DX 運転
(1+{DB})DX+1 射撃
(1+{DB})DX+1 知覚
(1+{DB})DX 芸術
(3+{DB})DX+5 RC
(3+{DB}+0)DX+1 意志
(3+{DB})DX 知識
(2+{DB})DX 交渉
(2+{DB})DX 調達
(2+{DB})DX+3 情報:UGN
(3+{DB}+3+0-0)DX7+(5+10) 装甲有効/固定攻撃力+{ATK}

コネ[情報収集チーム]使用/【情報:】達成値+2/シナリオ3回

▼セットアッププロセス
【無限の炎-infini flamme】エターナルブレイズLv使用/侵蝕率+4%
→R間/サラマンダーを組み合わせた攻撃の攻撃力+[Lv*4]/自身の【行動値】-5

▼マイナーアクション
【偽りの炎-Doppelgange】オリジン:レジェンドLv使用/侵蝕率+4%
→シーン間/【精神】判定の達成値+[Lv*2]

▼メジャーアクション
(-99%)
【物語よ、産声をあげよ-allumage】焦熱の弾丸Lv使用/侵蝕率+1%
→攻撃力+[Lv+2]の射撃攻撃
【物語よ、立ち上がれ-étincelle】焦熱の弾丸Lv+コンセントレイトLv使用/侵蝕率+3%
→攻撃力+[Lv+2]/C値-[Lv](下限7)　選択:Sal

▼メジャーアクション
(100%-)
【物語よ、連綿と紡がれよ-feu de joie】焦熱の弾丸Lv+コンセントレイトLv使用/侵蝕率+3%
→攻撃力+[Lv+2]/C値-[Lv](下限7)　選択:Sal
【物語よ、誰が為に紡がれる？-feu d'artifice】焦熱の弾丸Lv+プラズマカノンLv+コンセントレイトLv使用/侵蝕率+3%
→攻撃力+[Lv+2+Lv*5]/C値-[Lv](下限7)　選択:Sal

「アンフィニィフラム。私の物語よ、燃え上がれ」
「ねぇ、ドッペルゲンガーって知ってる？それは二重に歩く者」
「アリュマージュ。物語の始まりは何時だってささやかなの」
「エタンセル。さぁ、誰かに聞かせなさい。貴方だけの物語を」
「フー・ド・ジョワ。人から人へ、街から街へ。物語は伝播するわ」
「フー・ダルティフィス。世界を巡った物語よ、誰が為に紡がれたの？」

もとい、真理亜本体である"蝋燭の炎"となる。
真理亜を表すディスクリプトロイスは「永遠の炎」――刹那の炎は、永遠となり得たのだ。