本体に戻ると、話すのが困難になるためあまり戻りたがらない。
と云うか、装飾の為だけにつけられた翼が邪魔で歩行すらままならない(勿論飛べるわけも無い)

心臓には「賢者の石」が嵌められている。とは云え、彼女はこの石の適合者ではないため力を引き出すことはできない。
しかし本物であり力を有したままの石であることは間違いないため、使い道はそれなりにあると思われる。
因みに彼女自身はこの「賢者の石」に触発されて目覚めただけのレネゲイドビーイングなので、本当に何も石と関係が無い。
本人的には「多分、感覚的には台座とか箱とか、そんな感じじゃない？」とのこと。

イタリア産の最高品質の大理石を惜しみなく使い、閉じた瞼の下には菫青石がはめられ、爪には美しい珊瑚が使われ、ワンポイントとしてダイヤモンドが贅沢にあしらわれた。それは表面だけではなく内部もだった。水銀が血液の様にめぐらされ、そして心臓にはこの世のものとは思えないほど美しい鉱石が収められた。
贅沢にして酔狂、狂える感性だけで作られた石像は、まるで生きている人間のようだった――。

芸術家が誤算だったのは二点。
ひとつは完成直後に自身が不幸な事故で死んだこと。
そしてもうひとつは。
石像に嵌められた鉱石がとある界隈で「賢者の石」と呼ばれる希少なものだった、と云うことだ。

高濃度のレネゲイドウイルスによって、ある日何の前触れもなく石像は文字通り"目覚めた"。
そうして自身の途轍もなく重たい身体と、飛ぶことを全く考慮していない翼に嘆息したのだった。

■ダイス
1D10 シーンイン
2D10 衝動侵蝕
(2+{DB})DX+6 白兵
(2+{DB})DX+1 回避
(2+{DB})DX 運転
(1+{DB})DX 射撃
(1+{DB})DX+1 知覚
(1+{DB})DX 芸術
(4+{DB})DX+5 RC
(4+{DB})DX+4 意志
(4+{DB}+1)DX+4 衝動判定
(4+{DB})DX+1 知識:レネゲイド
(2+{DB})DX+1 交渉
(2+{DB})DX+6 調達
(2+{DB})DX+2 情報:UGN
(2+{DB})DX+2 情報:UGN
(4+{DB}-2+3+0-0)DX7+5 装甲有効/固定攻撃力+{ATK}

ウェポンケース使用/クリスタルシールド自動装備

■コンボ
▼マイナーアクション
【 】オリジン:ミネラルLv使用/侵蝕値+2%
→シーン中、装甲値[Lv*2]
▼メジャーアクション
【 】コキュートスLv+コンセントレイトLv使用/侵蝕値+6%
→攻撃力+[Lv*3]の射撃攻撃/ダイス-2/C値-[Lv](下限7)/選択:Sal/シナリオ3回
▼オートアクション
【 】炎陣Lv使用/侵蝕値+2%
→Dロール直前/カバーリング/メインプロセス1回
【 】孤独の魔眼Lv使用/侵蝕値+4%
→判定直前/自身を含む[対象:範囲][対象:範囲(選択)]を自分一人に変更/シナリオLv回
【 】氷盾Lv使用/侵蝕値+3%
→ガード時/ガードの間、G値+[Lv*5]
【 】グラビティガードLv使用/侵蝕値+3%
→ガード時/G値+[Lv]D個
【 】氷盾Lv+グラビティガードLv使用/侵蝕値+7%
→ガード時/ガードの間、G値に[Lv*5]+[Lv]D個