ゆとシートⅡ for DX3rd

黒輪 功臣 - ゆとシートⅡ for DX3rd

本意なる尾咬蛇(プライマリ・ヴァイパー)黒輪 功臣(くろわ こうしん)

プレイヤー:限界

PC 基本ステージ

輪廻の獣(アルマ)……貴様らを生かしては、置けん』

年齢
45歳
性別
星座
双子座
身長
182㎝
体重
82㎏
血液型
B型
ワークス
ゼノスエージェントC
カヴァー
輪廻の獣の狩猟者
ブリード
ピュアブリード
シンドローム
ウロボロス
オプショナル
HP最大値
+-7=22
常備化ポイント
6
財産ポイント
2
行動値
9
戦闘移動
14
全力移動
28

経験点

使
149
0
149

ライフパス

出自 父親の「黒輪 明道(くろわ みょうどう)」は衆議院議員。
政治権力
経験 輪廻の獣(アルマ・レグナム)による所属部署、協力部隊の壊滅。
敗北
邂逅/欲望 輪廻の獣(アルマ・レグナム)の脅威から、一ノ瀬玖郎、汐見陽菜、アシュリーによる救助で九死に一生を得た。
貸し
覚醒 侵蝕値 始めは単なる感染。出自には大した特殊性を持たない。
感染 14
衝動 侵蝕値 初期は「恐怖」だったが、ゼノスによる改造でウロボロスへの破壊衝動が備わっている。
破壊 16
その他の修正12
侵蝕率基本値42

能力値

肉体2 感覚2 精神5 社会1
シンドローム2 シンドローム2 シンドローム4 シンドローム0
ワークス ワークス ワークス1 ワークス
成長 成長 成長 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正1
白兵 射撃 RC1 交渉
回避 知覚 意志1 調達2
知識:レネゲイド2 情報:ゼノス1
情報:UGN3

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
Dロイス 遺産継承者(レガシー) 有為 無関心 雷神の槌を取得。
初期1 一ノ瀬 玖郎(いちのせ くろう) 恩義 脅威 『貴様も輪廻の獣の一個体…だが今は同志、捨て置こう』
初期2 汐見 陽菜(しおみ はるな) 恩義 脅威 『その武器……何れは……』
シナリオ 未定 未定 未定 未定
PC間 未定 未定 未定 未定
劇中取得1 未定 未定 未定 未定
劇中取得2 未定 未定 未定 未定

エフェクト

種別名称Lvタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 回復分
戦闘不能回復、HPをLVD回復。回復点と同値侵蝕率上昇。
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
シーン登場非オーヴァードをエキストラ化。シーン間持続。
コンセントレイト・ ウロボロス 2 メジャーアクション 2
組み合わせた判定のC値-[LV]。(下限値7)
原初の赤:ダンシングシミター 3 メジャーアクション 〈RC〉 対決 単体 視界 4
攻撃力+[Lv個の所持武器×3]の射撃攻撃。
原初の青:ハンティングスタイル 1 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 2
離脱可能、封鎖影響無しの戦闘移動を行う。1シーンLv回。
原初の黄: 狂想の旋律 4 セットアッププロセス 自動成功 範囲(選択) 至近 5
攻撃力を+[Lv×3]。ただし暴走を受ける。効果は拒否可能。
原初の黒: プラズマカノン 4 メジャーアクション 〈RC〉 対決 視界 6 100%
攻撃力+[Lv×5]の射撃攻撃。
禁じられし技 1 オートアクション 自動成功 単体 視界 3
対象の発動したイージーエフェクトの効果を打ち消す。1シナリオLv回。
イージーフェイカー:急速分解 1 メジャーアクション 自動成功 効果参照 至近
様々な物品を触れて砂に変える。

コンボ

ウロボロス・エリミネイト

組み合わせ
狂想の旋律→コンセントレイト・ウロボロス原初の赤:ダンシングシミター
タイミング
メジャーアクション
技能
RC
難易度
対決
対象
単体
射程
視界
侵蝕値
6(11)
条件
ダイス
C値
判定固定値
攻撃力
100%未満
8
8
1
31
100%以上
11
7
1
37

攻撃力+31+2Dの射撃攻撃。装甲値有効。
使用後、自身のHPを3失う。

ウロボロス・デストラクション

組み合わせ
狂想の旋律→コンセントレイト・ウロボロス原初の赤:ダンシングシミター原初の黒:プラズマカノン
タイミング
メジャーアクション
技能
RC
難易度
対決
対象
単体
射程
視界
侵蝕値
12(17)
条件
ダイス
C値
判定固定値
攻撃力
100%未満
100%以上
11
7
1
62

攻撃力+62の射撃攻撃。装甲値有効。
使用後、自身のHPを3失う。

ウロボロス・アナイアレイション

組み合わせ
狂想の旋律→コンセントレイト・ウロボロス原初の赤:ダンシングシミター原初の黒:プラズマカノン⁺雷神の槌効果
タイミング
メジャーアクション
技能
RC
難易度
自動成功
対象
単体
射程
視界
侵蝕値
12(17)
条件
ダイス
C値
判定固定値
攻撃力
100%未満
100%以上
11
7
1
62+2D10

攻撃力+62+2Dの射撃攻撃。装甲値有効。
使用後、自身のHPを3失う。

武器常備化経験点種別技能命中攻撃力ガード
射程解説
ナックルダスター×3 3 白兵 〈白兵〉 0 1 至近 基本ルールブック1巻
P177より。
一般アイテム常備化経験点種別技能解説
貴種の接吻 5 その他 自身の任意の能力値を+1。社会に取得。
ストレンジフェイズ 15 その他 自身のRC攻撃判定ダイスを+3個。
雷神の槌 その他 Dロイス:遺産継承者で取得。
自身の射撃攻撃の攻撃力を+10。効果使用でDRに+2D可能。
コネ:UGN幹部 1 コネ 〈情報:UGN〉 情報:UGNの判定ダイスに+2個。

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 残/合計
5 124 20 0 149 0/149
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

短い説明:
ウロボロスのオーヴァード。
自らもウロボロスでありながら、その
「共喰い」を可能とする性質を以て
ウロボロスのシンドロームを持つ
オーヴァード達を狩る様に殺害し続ける
と言う危険な性質を持つ。
苛烈だが、敵を選ぶ基準は存在する。

長い説明:
元ストレンジャーズのレネゲイド研究者。
室長であり、何人かのチームを纏める地位に有った。

その手腕と知識を生かし、ストレンジャーズの作戦展開や研究開発に貢献していたが、事の起こりは数ヶ月前。
新たなる(あるいは、太古からの復活か)シンドローム、「ウロボロス」達の発現が防衛隊に報告される。

早速ウロボロス・シンドロームの性質調査研究を命じられ、調査部隊と共にウロボロスのオーヴァードを
捕獲するべく、探査・調査の末にウロボロス・シンドロームを持つオーヴァードの目撃情報が確認された場所へ出向。
既に暴走していたオーヴァードであった為、ストレンジャーズにとってはこれ幸いと強硬手段による捕獲作戦を展開。

黒輪も自らのオーヴァードとしての力及び、研鑽して来た知識を生かし作戦に協力・従事。
好奇心が満たされる瞬間を今か今かと夢想し、該当オーヴァードを追い詰めた時。

傷付き、倒れ伏すかと思われたオーヴァードが映像の逆再生のように起き上がったのだ。
黒く染まり、コールタールのように広がって巨大化していく捕獲対象の肉体。
ジャーム特有の更なる暴走による肉体変異(マトリクスシフト)とも違う、総毛立ち全身が凍り付くような異様な雰囲気に
隊員達は表に出さないながらも確実に恐怖し、誰ともなく闇雲咄嗟で攻撃の口火を切った。

飛ぶ雷光、炎熱、氷礫、砂嵐、鉄の弾丸達が敵に届く瞬間、光と炎、闇と様々な現象が交々の中に於いて、何故か
防衛隊員達の視点は、その一瞬ひとつの地点に集められた。

それは、黒く広がった肉塊の頭部に当たると思われる部分。
ほんの小さな一点に発生し、周囲の黒色に一切交わらずに存在した白色部分。
「仮面」のような形を取ったそれが、その生物の「顔」であると認識したが最後。
気が付けば、前衛部隊は破片となって飛び散り、血漿と骨と肉の粉が戦場にばら撒かれていた。
次に中衛、後衛、そして自分が居た後方支援部隊。

およそ60人の部隊が自分一人を残して全滅するまで、2秒あまり。
正体不明の怪物が自らを喰わずに目の前で留まったのは、偶然か必然か。
目の前で何かを貪るような動作をして、十数秒の間だけその場で停止していたのだ。

立ち竦み動けなくなった状態で数秒、後ずさって数秒。
背を向けて全力で走り出した所で十数秒の時が過ぎ、怪物が凄まじい速さで自らを食い散らかそうとした時。

死んだ事にすら気付かないであろう凄惨な最期が黒輪に訪れる事は無く、咆哮だけが響いた。
異形の白い腕を持つ少年、部品が展開・収納する機械槍を用いて戦う少女、それに付随して援護する給仕服の少女。
彼ら彼女らが各々の戦いにより、黒輪が芥子粒のように捻り殺されるのを防いでくれたらしい。

結果として、黒輪は彼、彼女らの戦いによってこの戦場を唯一生き延びる事になる。
後に知る事になったが、相対した怪物の名は「輪廻の獣(アルマ・レグナム)」。
激しい精神的ショックを受け、自らに使える全ての伝手を当たり黒輪が調べ出した事である。
輪廻の名を関する獣達の性質は、憑依、破壊、再生、無限。
絶大な破壊力を持ち、個体が滅べども本体は他者に移り生き延び、際限無き大破壊を繰り返す正真正銘・真性の怪物達。

防衛隊の業務すら放り出して、恐怖を核として調べ歩く中、殆どの情報は
ゼノスの長である「プランナー」、都築 京香から知った。

絶望的な情報に視界が歪み、暗転しそうな感覚と裏腹に目が眩み、頽れふらつく足を踏ん張らせる。
プランナーに謝礼の品を渡し、焦り帰ろうとした瞬間。
黒輪の背中を大きく刃が切り裂いた。

倒れ込み振り返ると、先程までいなかったはずの女が血に濡れた刀を持ってこちらを冷徹に見下ろしていた。
それがゼノスの構成員、坂月 那岐であるとはすぐさま理解したが、自らが斬り伏せられる理由はまるで理解出来なかった。

それを問えば、プランナーは言う。

「貴方はウロボロス・シンドロームに感染している」。

唐突に告げられた言葉にも、黒輪の思考はすぐさま回転し、黙する事無く

「嘘だろう」

と絶望の言葉を吐いた。
あの恐ろしい力が自分の中に渦巻いている。
絶大な破壊を齎し、自らの人生の大きな糧として、この足を動かして来た好奇心さえ
瞬く間に微塵に消し飛ばしてしまうような最大の恐怖が自らの中にも根付いている。

そして都築は二の句を次ぐ。

「ご安心なさい。貴方に宿っているのは、輪廻の獣ではありません。
 ただし、ウロボロス・シンドロームはそれのみでレネゲイドの多様性を食い潰す災禍。
 我々ゼノス、そしてレネゲイドビーイングとしては見逃す事は出来ません。
 残念ですが、貴方には此処で果てて頂きます。謝礼は勿論頂きません」

命の尽きる瞬間は直ぐ近くまで迫っており、相手方も振り下ろす刃を止める気は無いと告げたが、それ以上に
黒輪の心を、自身に「輪廻の獣」が宿っていない事への、自らですら度し難い程の安心感が支配していた。

急速に明瞭、冷静になってゆく思考を基に、しかし恐怖の抜けきらない声で交渉を打つ。

「俺は今此処で死ぬ訳には行かない。だがこれ以降の自由なんて一切無くていい。
 ただ一つ、ウロボロスを滅したいと言うのならそれを手伝わせて欲しい。
 アルマ・レグナムとやらの脅威を知り、純粋な恐ろしさに身の震えを止める事が出来ない。
 ヤツを止める為には単なるウロボロスでは行かんと言うのも理解したが、それならば
 資格を持つ者の援護くらいはさせてもらいたい。
 その力を手に入れる為に自らの研鑽に余念は出さない。
 だから、輪廻の獣をこの地上から消滅させる手伝いをさせてくれ。
 俺はあれをこの世に生かしておいてよいものとは思えないのだ」

と。
暫しの沈黙を以て、都築が手を挙げる。
坂月は徐に刀身の血を拭き取り、鞘に収めた。

座す書斎に入室した時から、一切変わらない微笑みのまま都築は言った。

「であれば、貴方の望み通りに致しましょう。
 二言は許しませんが、貴方がそう望み動いてくれるのであれば、我々は支援を惜しみません。
 傷の手当をして、獣達を討つ為の備えを致しましょう。
 さあ、こちらへ。」

彼女のエフェクトによって、傷付いた身体が修復されていく。
その小さな手が示す方向へ導かれた先、書斎の本棚が一人でに動き、壁の奥に続く暗闇に溶けるように向かう。

そして、防衛隊所属の科学者、「黒輪 功臣」の記録は失われた。
現在は行方不明として処理され、もはや彼が踏んだであろう道筋を辿る者も居ない。

数か月後、黒い生体装甲に身を包んだウロボロス・オーヴァードが新たに確認される。
苛烈な雷撃を以て目標を殲滅する彼は、こう呼ばれた。

「共喰い」。
「本意なる尾咬蛇」。
コードネーム、プライマリ・ヴァイパー。
それは彼が、自らの尾を喰らう「ウロボロス」に擬えて、同胞を次々と葬る事への恐怖から呼ばれた名である。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
キャラクター作成 149

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